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2020.12/28(Mon)

ApocalypticaのEicca Toppinen ☆ 2ミリオンユーロの損失と失業手当の申請 

Apocalyptica Eicca Tuska 2017

ニューアルバム『CELL‐0』を1月に発売後、フィンランド、アメリカ、ヨーロッパツアーで96都市をツアー予定だったApocalypticaですが、3月12日のフィンランドのトゥルク公演の後、すべてのツアーがキャンセル、延期に。

こちらフィンランドの国営放送YleのサイトでApocalyptica Agency Oyの社長であるEicca Toppinenが今年の状況をインタビューに答えています。



今回のツアーで今のところ唯一となったトゥルク公演は、チケット購入者の3分の一ほどは来なくて、観に来た人たちも出演者の自分達も、いつものようにライブに没頭できないスタートとなり、観客にすべてを忘れさせ没頭できるようになるまで時間がかかったそうですが、最後はみな他のことを考えずライブを楽しめたみたいです。

その時はまだ今後の状況がわからず、いくつかのライブは延期にし、早ければ春中には、遅くても秋にはツアー再開ができるのではないかと思っていたと。

この時Eiccaはすでに別居していて、次の週開けに女優の奥さんとの離婚届を出す予定で、Eiccaの4月は闇の中にいるようだったと。

23年間の結婚生活に終止符を打っただけでなく、他にも失ったものはたくさんあったそう。
今年発売になったニューアルバム『CELL‐0』制作には8万ユーロ(約1012万円)かかり、ローンを組まずに済んだそうです。
その前のアルバム制作には15万ユーロ(約1898万円)のローンをくんだそう。
これから始まるツアーのためすでに4万から5万ユーロ(約506万円~632万円)ほど費用を費やしていた。
ツアーするには、クルー、サウンドミキサー、照明、トラック1台分ぐらいを担当するテクニシャンと自分達だけではない。
飛行機代、ホテル代、人件費など1週間ベルリンでかかる10人の費用は1万ユーロ(約126万円)ほど。

昨年度のApocalyptica Agency Oyの売り上げ金は412 000€(約5213万円)で、今年はツアーのおかげで2ミリオンユーロ(約2億5千280万円)、来年は1ミリオンユーロの予定だったものの、ツアー延期で予想が大きく外れてしまった。
ツアーができないかわりに春にストリーム配信をしたが、それもそれ専用のスタッフを雇わなければならなく、それで収入を得るのはなかなか難しい。
今年すでに4回ストリームライブを行ったが、提供が多くて、だんだん熱意が下がってきたとのことで、今後は素晴らしいアイデアに出会った場合のみ行う予定とのこと。

今年は何も買わない日がつづいていて、ジョギングに出る時も10年前に買ったものを身に着け、新しく買ったものはニット帽だけ。
今現在、貯金とたまに入る奨励金で生活をたてていて、ローン返済は休止中。
ヘルシンキとSipooの境界にあった仕事場として借りていたコテージは光熱費を含めると年間1万ユーロ(約126万円)ほどかかるので、あきらめ引っ越した。(リハーサルルームを小さい場所に引っ越しをしていたのがそうでないかと。)

Business Finland から支給された奨励金7万ユーロ(約885万円)で、メンバー4人の2か月間の給料を払い残りの利用法は公開できないよう。

今年はコロナで特別に起業家でも3か月分2100ユーロ(約26万円)の失業手当を申し込むことができ、支給まで3か月かかり、支給されたと思ったら、これまでの年の著作権料が入り、失業手当は返金しなければならなかったそう。

若いころからアルコールを飲むようになり、だんだん飲む量が増え、アルコール依存症になってしまい、よいことより悪いことの方がうわまわってきたことに気が付き、この2年ほどはアルコールをたっているそうです。
業界では競争率が高く、酔っぱらってステージに立ったライブに観客はチケット代は払いたくない。ステージに立つ以上体力的にも精神的にも良いコンディションであるべきだということで、今はメンバー全員ほぼアルコールは断っているそうです。

コロナで仕事がなくなり時間ができたので、少年時代からの夢だったボクシングの趣味を始めたそうです。

というわけで、ざっと訳してみましたが、ツアーができなくなった今年はクルーなども含めミュージッシャンの皆さんは経済的にもかなりの打撃を受けているようですね。

マーちゃん買うなり、ストリームがあればチケット買うなりして、自分のできることでサポートできたらいいですよね。
ということで、ささやかながらも今年はほとんどライブにも行ってないのにバンドTは増えていっています。

今後のコロナの状況がまったく予想できませんが、ワクチン接種も始まったので来年だんだんと落ち着いてきて少しづつでも生ライブが復活してくることを祈っておきましょう。

ちなみにフィンランドの音楽組合の加入者へのアンケートでは96%のミュージッシャンが、今年ツアーがなくなり同じように仕事をなくしたと答えているそうです。
フィンランドの生音楽の輸出が今年は75%ほど減り、世界的に名が知れてる人達に曲を提供しているAlma MiettinenやTeemu Brunila をのぞいて、状況はかなり厳しい年となったようです。
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テーマ : HR/HM - ジャンル : 音楽

タグ : フィンランド Finland チェロメタル Apocalyptica Eicca Toppinen エイッカ 新型コロナ

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